香典を持参するのが一般的

香典を持参するのが一般的

香典を持参するのが一般的 葬儀に参列する際には香典を持参し、それを受付でお渡しするのが一般的なマナーです。
専用の封筒を使用しますが、宗教によって蓮の花が描かれているのは仏教のものなので他の宗教や無宗教ならば白い封筒でよいでしょう。
またその上書きも宗教で異なり、仏式では御霊前、神道ならば御榊料、玉串料、キリスト教では御花料などとなります。
無宗教であったり、宗教がわからない場合には御供料と書くとよいでしょう。
このことばはまた他の宗教にも使えて便利です。
中に入れる金額は亡くなった人との関係や付き合いの深さ、自分の立場、地域の風習などで異なります。
たとえば亡くなったのが親であれば、3万円から10万円となっています。
受付で渡すときには、むき出しのまま持って行って渡すのではなく、ふくさにつつんで持参し、その場でふくさから出して渡します。
黒のふくさを使用しますが、紫色のものなら慶弔両用に使えます。
急な葬儀で用意できない場合には地味な色のハンカチで代用することも可能です。

葬儀に参列しないならばメールでのお悔やみという形もあり

葬儀に参列しないならばメールでのお悔やみという形もあり 新型コロナウイルスの蔓延する中、遠く離れた親族の葬儀に参列するのは難しいです。
そうでなくとも、近しいもののみで行う家族葬という形も広まりを見せています。

葬儀には参列しないけれどもお悔やみの言葉を伝えたいというのであれば、メールという形も決してないわけではありません。
何しろ生活に密着したツール、できれば参列が無理ならお電話で・それも無理ならばといった順位で考えて見てもよいでしょう。

直接言うときと同じ、繰り返しの言葉・生死を直接表す言葉など忌み言葉は使わないようにすることです。
マナーとしては同じなのです。
本来であればその場でお礼を言うもの、もしもメールで届けられたのであればできるだけ早いタイミングで返信するようにしましょう。
もしも忙しくていつの間にか時が過ぎていたというのならば、四十九日の法要を終えてすぐといったタイミングこそがおすすめです。
無事に忌が明けることの報告と一緒に送るようにするのです。